浜四津代行ら党調査団 難民キャンプを訪問

活動アルバム, 難民支援

* 紛争逃れ、不自由な生活
* アフガンの子どもたち 故郷に戻れる日 願って
* パキスタン・ペシャワル

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 公明党パキスタン・難民調査団の浜四津敏子団長(党代表代行)、遠山清彦、山本香苗の各参院議員は12日、パキスタンの北西辺境州ペシャワル郊外にあるカチャガリー難民キャンプを訪れた。浜四津代表代行らは、隣現地の服をまとい、カチャガリー難民キャンプを視察する遠山氏、浜四津代行、山本さん国アフガニスタンの混乱から逃れてきた難民の生活や医療活動の状況などを約3時間にわたって視察。難民の話を直接聞くとともに、支援活動に携わるパキスタン政府関係者らと、日本が難民支援で果たすべき役割などについて意見を交換した。
 アフガニスタンでは長年の紛争に加えて記録的な干ばつによる飢えが国民を苦しめ、すでに約370万人がパキスタンやイランなどに逃れている。米同時多発テロが発生した9月11日以降、米国による対テロ攻撃を逃れて新たにアフガニスタン国外に流出した難民も15万?20万人に達するとみられている。
 首都イスラマバードから車で約3時間、浜四津代表代行らは現地の服に身を包んでカチャガリー難民キャンプに到着した。同キャンプでは難民約8万人が泥作りの家などに暮らしている。

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 一行は最初にパキスタン政府の事務所を訪れ、同キャンプを管理しているムハマド・カーン氏から実情を聞いた。1979年のソ連軍のアフガン侵攻を機に80年に設立された同キャンプは、アフガンに帰還する難民と再流出する難民で増減を繰り返し、9月11日のテロ事件以降は、新たに200キャンプ内の学校で、子供たちの歌に耳を傾ける浜四津代行ら家族、約1200人が暮らすようになった。また難民にはタジク人や北部同盟系、タリバン系など敵対関係にある民族が混ざっているものの、協調して暮らしているという。
 説明を受けた後、浜四津代表代行、遠山氏、山本さんは男女別の学校や医療施設などを訪問した。難民キャンプ内は道端を流れる水路から異臭が漂い、キャンプ内で亡くなった人の墓が置き石だけのモニュメントで無造作に作られていた。
 それでも、訪れた学校の子どもたちは明るかった。キャンプ内には22の学校があり、1万5千人から2万人が午前と午後の2部制で学ぶ。浜四津代表代行らは一つひとつ教室を回り、子どもたちの中に分け入って声をかけ、将来の目標などをたずねた。「国のために立派になりたい」と明るく答える子。外では生徒の代表がアフガン国歌を元気に歌ってくれた。日本から持参したおみやげの「フリスビー」で交流を深める場面もあった。
(公明新聞)