政治評論家の森田実さんが、日刊建設工業新聞の連載コラムで、先日のインタビューを記事にしてくださいました。許可をいただきましたので、転載します。森田さん、ありがとうございます。

『日刊建設工業新聞』建設放談(2012年11月27日号掲載)

遠山清彦 公明党離島振興対策本部長・国際局長が語る
離島振興・沖縄経済発展・防災・減災ニューディールで日本再生を!
政治評論家 森田実

「成功というものは、その結果ではかるものではなく、それに費やした努力の総計ではかるべきものである」(エジソン)

遠山清彦さん訪ねたのは去る11月15日でした。衆議院議員会館の遠山さんの事務所でした。翌日の16日に衆議院解散となり、遠山さんは前衆議院議員となりました。

遠山清彦さんは1969(昭和44)年生まれの非常に魅力的な政治家です。政治家としての優れた資質の持ち主です。行動力があり、すぐに現場へ飛びます。非常に明るい性格の持ち主で、誰にも好かれる人間性の持ち主です。学識は相当のものです。英国ブラッドフォード大学院修了の平和学博士です。国際関係論、政治学、紛争解決学の専門家です。今は、公明党国際局長、宣伝局長、沖縄方面議長、九州方面副議長をしています。遠山さんは、近い将来、日本の政治家の主柱になりうる優れた人材、と私が期待している政治家です。

《日本の国の離島振興の基本方針が作られたのは、日本独立の翌年(昭和28年=1953年)ことです。この年に離島振興法が成立しました。議員立法でした。本土との格差是正が主目的でした。この法律は10年ごとに見直されてきました。

このたび、離島振興法の一部を改正しましたが、抜本改正でした。離島の国家的国民的役割を明確化しました。これまでは都道府県が責任を持っていましたが、国の役割を明記したのです。これにともない振興計画、基本的政策の充実を図りました。

離島問題はたいへん重要です。日本には離島が6852島あります。この離島が日本の海域を守っているのです。日本は世界第6位の大海洋国家です。陸地面積だけですと61番目の領土を持つ国ですが、離島含めると大国なのです。しかも離島の海底には大きな資源があります。油田、ガス田、レアメタルなど大切な資源があります。 6852の離島のうち、人が住んでいるのは418島です。年々無人島化が進んでいます。私が離党問題に取り組み始めた10年前までは約430島に人が住んでいました。

公明党は離島問題に熱心に取り組んできました。今回の離島振興法改正のときも中心になって働きました。公明党が推進してきたのは(1)国の責任の明確化(2)定住促進(3)国境を守る。(4)島独自の文化を守る。(5)本土との格差是正などでしたが、実現しました。

沖縄振興の問題で大切なのは、基地の縮小が、沖縄経済の発展につながっていることです。沖縄について東京には大きな誤解があります。沖縄経済が米軍基地に依存しているという見方ですが、この見方は間違っています。基地返還によって増えた沖縄の土地が沖縄経済を飛躍的に発展させているのです。稲嶺恵一前沖縄県知事は「沖縄には魚ではなく釣竿が必要」と言いました。この通りです。沖縄に必要なのは沖縄県民自身の働きによる自立的発展です。自立した沖縄です。米軍基地の返還が沖縄の未来を明るくするのです。

公明党の防災・減災ニューディールのポイントは(1) 2011.3.11東日本大震災の教訓に学び、日本の防災対策を根本から見直す。(2)老朽化した社会インフラを更新し安全・安心社会を作る(3)公共事業は裾野の広い経済効果の大きいもの重点的に行う(4)防災・減災のソフト面を重視する(5)消費税の増税の前に防災・減災ニューディール政策を実施しデフレ不況を克服し、景気回復を図るというものです。全力を挙げて国民の皆様の期待に応えます》。

遠山清彦さんは頼もしい政治家です。逸材だと私は期待しています。遠山さんにお願いします。私を離島にお供させてください。私は離島研究に取り組みたいのです。

日刊建設工業新聞2012年11月27日「建設放談」遠山インタビュー