遠山清彦です。メルマガを再開し、大変多くの方々からメールをいただき、反響の大きさに驚くとともに、感謝の念でいっぱいです。返信をいただいたメールはすべて私自身で目を通しております。ただ、落ち着いて読むことができるのが深夜になることが多く、携帯発信のメールに対してはご迷惑にならないよう、返信は控えさせていただいています。ご理解頂きたいと思います。

さて、今月初旬は沖縄で、集中的に離島を巡りました。1週間で、久高(くだか)島、西表(いりおもて)島、小浜島、黒島、石垣島、宮古島、多良間(たらま)島を回り、各島で視察、市町村長・議員の方々と意見交換や要望を聞かせていただきました。農業・漁業関係者をはじめ島民の多くの方々からも今の政治に対するご意見を伺うことができました。幸い天候にも恵まれ(初夏のようでした!)、非常に有意義な視察となりました。

それぞれの島には、独自の文化・歴史・環境があり、それを理解するためには、やはり、まず現地に行くことが不可欠です。久高島は、沖縄本島から船で20分ほどの近距離にありますが、その集落と自然の雰囲気は本島と全く異なります。多くの人々から「癒しの島」と呼ばれている意味を理解することができました。

西表島は、イリオモテヤマネコとマングローブ、そして亜熱帯原生林で有名なところですが、その雄大さは私の想像をはるかに超えるものでした。小浜島はNHKドラマ「ちゅらさん」の舞台で、周囲の八重山群島を見渡すことができる好位置に加え、群島唯一のゴルフ場も備えているため、観光振興で非常な成果を上げていました(年間来島者数は、15万を超える)。黒島は、畜産の島で人口約220人に対して約3000頭の牛が放牧されており、地元青年たちを中心に開催している「黒島牛まつり」で有名です。多良間島は、村長いわく「不況知らず」で、さとうきび農業・製糖業を中心に、規模は小さいながらも発展の気運に満ちていました。

石垣島・宮古島は、これらの離島の拠点地域であり、人口も多く課題も多種多様です。私もこの2島にはそれぞれ20回以上の訪問を重ね、色々な調査を行ってきました。今回は、石垣の海を守るためにオヒニトデ駆除の必要性や、環境協力税の実現可能性、そして石垣港の今後の整備のあり方について調査・意見交換を行いました。石垣港には、ぜひともマリーナを整備し、もっと快適にかつ自然にやさしい形で海洋レジャーが楽しめるようにすべきです。また、現在造成中の巨大な人口島を最大限活用し、先島諸島初の大学の誘致なども検討すべきではないか、という提案を副市長との会見でお伝えしました。

宮古島では、製糖工場の責任者からうかがった話に感銘を受けました。製糖の工程でうみだされる大量のバガス(サトウキビの残りかす)を工場の自家発電に利用したり、肥料や飼料に加工して農家に安価で提供しているとのこと。すでに実施されているサトウキビの糖蜜を利用したバイオエタノール事業と合わせ、農業・畜産・エネルギー資源の再利用を組み合わせた真の「循環型社会」形成の先進拠点となる可能性が、宮古島は日本で一番高いのではないでしょうか。

離島は、高い交通費や輸送費、医療・介護サービスの確保問題、若者の雇用等々、多くのハンディを背負っていますが、他の地域にはない発展の可能性を大いに秘めていると確信しています。公明党離島振興PT座長として、今後も離島の現場を回りながら、「政治ができる支援・すべき支援」を真剣に考え、実行してまいります。