遠山清彦です。今日から通常国会が始まりますが、昨日は、国会が始まる前に「現場主義」の活動をしようと動きました。朝8時半から渋谷の国連大学ビル12階の会議室で、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)スタッフ、日本の人道支援NGOスタッフ、自民党の議員等と集まり、「アフリカにおける日本NGOの活動」をテーマに勉強会。9時10分に退出し、そのまま成田空港へ向かい、10時半から午後2時まで参院法務委員長として視察活動をしました。

成田空港では、法務省入国管理局職員の案内で、自動化ゲート(パスポートと指紋登録で自動改札的に出国できるシステム)や、入国審査で外国人向けに導入されている指紋認証システムなどを自ら体験しながら視察。また、様々な理由で上陸拒否をされた外国人が送還されるまで滞在する複数の施設等も現地視察しました。「百聞は一見にしかず」で、国会で説明を受けていた時の印象とは違う点も多々ありましたし、また新たな発見もありました。今回の視察で学んだことを頭で整理しつつ、外国人訪問客が増加する中での今後の入管行政のあり方、また難民支援のあり方等について参考にしていきたいと思いました。(特に、指紋認証システムの導入については、日本在住外国人の一部から批判の声が寄せられているので、丁寧に対応していきたいと思います。)

国会に戻り、午後4時半から私にとっては「ラオスのお父さん」と言っても過言ではないくらい親交があるトンルン副首相兼外相と公明党の太田代表の会見に同席しました。トンルン副首相は、大変元気で明るく、いつものように雄弁をふるっておりました。特に、今回の訪日で日本ラオス投資協定が締結されたことに言及され、「日本は対ラオスODAでは第1位だが、投資規模では第5位だ。さらに日本企業の投資・進出に期待したい」と熱く語りました。私は、外務大臣政務官として一昨年ラオスの首都ビエンチャンを訪問した際に、日系企業と連携しているラオス企業の工場が素晴らしかったことを述べ、公明党としてラオスとの交流強化を応援することを約束しました。

会見の終了間際に、トンルン副首相がラオスの1万キップ札を自分の財布から取り出し、太田代表にプレゼントしました。このお札には日本のODAによって建設された「橋」の絵が描かれています。ラオスの政府国民が日本の援助に感謝している象徴であり、太田代表も深い感銘を受けていたようです。先日のメルマガでも書きましたが、日本のODA、民生支援に感謝している途上国の政治家や国民は想像以上に多いのです。平和国家日本として最もふさわしい「外交手段」はODAであり、ODAの水準維持あるいは向上が今後さらに重要であると再確認しました。