遠山清彦です。今週月曜日の参院本会議で平成18年度決算検査報告について代表質問させていただきました。多くの方がテレビ中継を見ていただいたようで、大きな激励をいただきました。本当にありがとうございます!ただ、ご覧になっていた方はおわかりのように、野党席からものすごい大声の野次が飛び、一時自分の声が聞き取れないほどの喧騒でした。性格的に張り合う方なので、私も大声の演説で対抗しましたが、私は国会で野次を浴びるのは「それだけ質問が良いからだ」と勝手に解釈しているので、良かったです。つまらない質問だと、野次も飛んできませんから。野次を飛ばすということは、その人(野党議員)が中身を聞いてくれている証拠ですし。

さて、昨日夕方は国会での様々な仕事を終えて、表参道の国連大学ビルに行き、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の年末レセプションに参加しました。そこには、UNHCRのトップを務めるグテーレス氏も参加しており、開始前に再会を果たし、少々懇談しました。グテーレス氏のような人に会うと、いつも「こういう人が真の国際人だよなあ」と感嘆してしまいます。

グテーレス氏は、1995年から2002年までポルトガル首相を務め、EU議長の大任も果たしたことのある欧州を代表する政治家のひとりです。首相を辞めた後、2年前から難民支援の最大国際機関であるUNHCRのトップに就任しました。華々しい経歴の政治家ですが、紳士的なだけでなく気さくな人柄で、一若輩政治家にすぎない私とも冗談を交えながら会話してくれます。こういう国際的政治家を日本ももっと輩出していかなければならないと改めて痛感しました。

今回のグテーレス氏の訪日で私が最も注目したのは、日本にアジアで初の「第3国定住受け入れ国」になってほしいという要請を外務大臣や法務大臣にしたことです。この第3国定住とは、すでに欧米各国が実施していますが、一定の数の難民を毎年継続して受け入れ自国での定住支援をするという人道作業です。私は、5年前にニュージーランドに行って難民政策を研究して依頼、この政策を研究してきており、ようやく政府内でも勉強会が立ち上がってきたので、実現に向けて全力を尽くしたいと決意しています。