アフガン国籍男性から要請
党対策プロジェクトチーム

 党難民問題対策プロジェクトチーム(荒木清寛座長=参院議員)は8日、参院議員会館で、迫害の恐れがあるとして日本に居住しているアフガニスタン人男性・アブドゥル・アジズ氏らから要請を受けた。これには遠山清彦事務局長(参院議員)、赤松正雄、大口善徳の両衆院議員が出席した。

 支援者の説明によると、アジズ氏はイスラム教シーア派の少数民族・ハザラ人で、2001年6月にタリバン政権下のアフガニスタンから日本へ入国。同11月に難民認定を申請したが不認定処分となり、不法入国容疑で逮捕・拘留されたものの、刑事裁判では「難民」と認められた。続いて、処分取り消しを求める訴訟で国と争い、3月29日に広島地裁はアジズさんを「難民」と認定し、処分を取り消す判決を言い渡した。

 席上、アジズ氏は、「今も社会の中枢にタリバン勢力が残っており、帰国すれば私たちの生命は危うい」と強調し、控訴断念を国に働きかけるよう要請。遠山事務局長は、アフガニスタンの現状に懸念を表明し、要請内容に理解を示した。
(公明新聞:2005年4月9日付)