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法相が決断 神崎代表らの要請実る

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キンマウンラ氏への在留特別許可を与えるよう野沢法相に要請する神崎代表=03年11月18日

 野沢太三法相は5日、閣議後の記者会見で、退去強制手続き中に仮放免されているミャンマー人男性キンマウンラ氏(46)とフィリピン籍の妻、2人の娘について、人道上の観点から、在留特別許可を与えることを明らかにした。また、福田康夫官房長官も同日の会見で「一家4人が離散するのは人
道上、人権尊重の見地から取るべきではない」と強調した。
 これにより、強制退去処分は取り消され、キンマウンラ氏一家は親子一緒に安心して日本で暮らせるようになる。
  公明党はこの問題に積極的に取り組み、昨年秋、党難民問題対策プロジェクト事務局長の遠山清彦参院議員がキンマウンラ氏一家と面会し、実情を調査。11月18日には、神崎武法代表と遠山氏が法務省で野沢法相と会い、法相の裁量で在留特別許可を与えるよう強く要請していた。
 キンマウンラ氏は、学生として1988年に来日し、その直後から日本国内でのミャンマー民主化運動に参加。そのため、パスポートの更新が難しくなり、92年7月以降は在留資格の延長をあきらめ不法滞在状態に。軍事政権下の本国に送還されれば迫害される恐れがあることから、94年に難民認定を申請したが、98年に却下され退去強制処分を受けていた。
(公明新聞)