* 国連の役割など イラン大使と意見交換
* 太田、遠山氏

イラン・イラク視察団
NGOや国連機関と復興支援で意見交換

 公明党は5日、東京都新宿区の党本部で中央幹事会を開き、イラン・イラク視察団(団長・太田昭宏幹事長代行)を、6日から12日までの7日間の日程で派遣することを決めた。遠山清彦国際局次長(参院議員)が同行する。
 公明党は今年3月、イランに浜四津敏子代表代行と遠山氏からなる調査団を派遣し、現地視察をもとに、日本政府に対して難民支援策などを要請している。
 イラク戦争終結後、国連や各国は復興支援に全力を挙げており、先のサミット(主要国首脳会議)でも、国際社会が結束して支援していくことを確認している。今回、視察団は、イラン政府高官とイラク復興について意見交換するほか、イラン領内で活動している日本のNGO(非政府組織)や国連機関とも会談し、イラク復興への日本の貢献策を探る。
 また、視察団はイラク入りし、北部のクルド人勢力支配地域で実施されているNGOによる難民キャンプの運営や巡回医療、食糧支援、住居支援など各種プロジェクトを視察するほか、クルド人勢力指導者との会見も行う予定。

SARS視察団
感染拡大阻止へ検疫施設や病院など訪問

 一方、この日の中央幹事会では、党SARS対策視察団(団長=福島豊厚労部会長)を6日から10日までの5日間の日程で派遣することを決めた。
 視察団は福島氏のほか、赤羽一嘉、白保台一各衆院議員で構成される。
 新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)は中国、香港、台湾などアジアを中心に猛威を振るい、関係者の懸命の努力にもかかわらず、依然終息の兆しは見えていない。カナダでは新たな患者が発生するなど、感染の拡散さえ心配されている。
 このなかで、フィリピン、シンガポール、ベトナムでは当局の徹底した隔離作戦や検疫強化が功を奏し、いち早く制圧に成功したものと見られ、世界各国から大きな注目を集めている。
 視察団一行は、これら3カ国を訪問し、WHO(世界保健機関)の関係者と会談するほか、空港の検疫施設や病院を視察、各国の保健機関を訪問し、意見を交換する。SARS封じ込めを果たしたこれらの国の対応策や医療体制について調査し、わが国のSARS対策に反映させる方針。
(公明新聞)