* 現地調査もとに申し入
* 小泉首相「全力を尽くす」
* 浜四津、北側、遠山の各氏

21kantei.jpg
小泉首相に難民支援を申し入れる北側、浜四津、遠山の各氏=20日 首相官邸

 戦争で最も苦しむイラク難民に最大限の手を――と、公明党の浜四津敏子代表代行と北側一雄政務調査会長、遠山清彦国際局次長は21日午後、首相官邸で小泉純一郎首相に会い、米軍のイラク攻撃に伴って発生する難民の支援策について緊急の申し入れを行った。
 浜四津、遠山の両氏は、今月13日から19日にかけて、ジュネーブ(スイス)の国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と、イラクと国境を接するイランを訪問。ルベルス国連難民高等弁務官らと意見交換する一方、難民キャンプ予定地を視察した。この日の申し入れは、現地視察の状況や関係者の要望を踏まえ、行われたもの。
 席上、浜四津、遠山両氏は、最大で10万人のイラク難民の受け入れ先となるホスラヴィー難民キャンプ予定地(ケルマンシャー市)での水道施設の整備状況などを説明。国連・国際機関やNGO(非政府組織)への財政支援、内閣府備蓄物資(テントや毛布、飲料水など)の周辺国への輸送と提供、邦人保護などの支援策を求めた。
 これに対し小泉首相は、「水(飲料水)がないのですね」などと難民の置かれる状況を気遣いながら、「復旧・復興、人道支援については、日本政府も非常に重要だと考えているので、全力を尽くしたい」と述べた。小泉首相は、浜四津代行が強く申し入れた現地で活動する日本のNGOへの支援について「分かりました」と対応を約束した。
(公明新聞)