* 遠山氏を講師に紛争続く国際情勢学ぶ

 公明党岐阜県本部高山支部(大坪章支部長=高山市議)はこのほど、高山市内で「平和講座」を開催した。これには遠山清彦参院議員が出席し、世界各地の難民キャンプを訪ねた体験などを通しながら、紛争の絶えない国際社会の現実や世界平和をつくる上での日本の役割などを講演した。
 席上、遠山氏は平和な社会について「単に戦争がない状態だけを指すものではない」とし、貧困や飢餓、人種差別、公害問題など、社会の多くの課題を克服する作業が必要だと指摘。
 その上で遠山氏は、平和な社会を根本から壊す戦争について「社会の病のようなもの」と述べ、「予防が先端の研究となっており、国連を中心に紛争予防の取り組みが始まっている」と強調した。
 また遠山氏は、米同時多発テロ事件以後、「パキスタンのアフガン難民キャンプを、日本の国会議員の中で一番最初に訪問した」とした上で、悲惨な衛生状態など現地の生々しい実情を紹介。第2次世界大戦後、日本のように戦争がなかったのは少数の国だけで、紛争が今なお続いているのが世界の現実であることを述べ、「日本は自国の平和だけに専念するのではなく、国際社会の現実を認識し、平和貢献をしていかなければならない」と訴えた。
(公明新聞)