* 参院決算委で遠山氏が指摘
* 料金設定権を携帯会社が独占

toyama.jpg
携帯電話の通話料金問題で質問する遠山氏

 「携帯から固定に電話をかけた時と固定から携帯に電話をかけた時の通話料金に格差があるのはおかしい」――。公明党の遠山清彦参院議員が28日、参院決算委員会で、多くの電話利用者が抱いてきた不満を、国会の場で取り上げた。
 現在、携帯電話の端末から固定電話の端末に電話した場合と、その逆の場合の通話料金には違いがある。特に、固定発携帯着の通信料は、携帯電話会社の多くが120円(平日昼間3分間)と高額な料金を設定している。
 遠山氏は「通常、料金設定権は発信業者が設定する。しかし固定発携帯着の場合だけ、着信側の携帯電話会社に料金設定権がある」と指摘、発信も着信も料金設定権を携帯電話会社が独占している現状の改革を主張した。
 国民の約6割が携帯電話を持つといわれる時代に、「電話はまさに生活インフラ」(片山虎之助総務相)。その意味で通信事業者には公益性が求められる。利用者の側に立ったサービスの提供に向け、“既得権”に風穴が開けられようとしている。

「固定発信―携帯着信」料金(平日昼間・3分)
社名 固定発→携帯着 携帯発→固定着 固定発携帯着と携帯発固定着との料金差
A社 80円 70円 10円
(1割4分増し)
B社 120円 90円 30円
(3割3分増し)
C社 120円 80?120円 40円
(最大5割増し)
D社 120円 80円程度 40円
(およそ5割増し)

(公明新聞)