公明新聞:2009年6月10日

遠山氏ら 移植先の生息状況視察
沖縄・泡瀬沖

移植サンゴの生息状況を視察する遠山清彦 公明新聞:2009年6月10日
移植サンゴの生息状況を視察する遠山氏(中央)ら=9日 沖縄・泡瀬沖

 開発からサンゴを守ろう――。

 公明党の遠山清彦前参院議員(衆院選予定候補=比例九州・沖縄ブロック)は9日、泡瀬干潟(沖縄市)の埋め立て工事区域内で進められているサンゴの大規模移植事業を視察した。

 同事業は、サンゴの保全のため、NPO法人コーラル沖縄(山里祥二理事長)や国、県などが協力して行っている。視察には、党沖縄県本部の金城勉幹事長(県議)が同行した。

 今年1月、本格的な工事がスタートした同埋め立て事業では、環境影響評価でサンゴなどの保全が求められている。

 同NPOでは昨年、国や県と協力し、工事区域内(約900平方メートル)の約2トンを移植。その後、遠山氏の橋渡しで斉藤鉄夫環境相(公明党)に対して、サンゴ保全への支援を要請していたところ、今月2、4の両日、国からの人や機材の提供が実現。2度目の移植作業が実施され、同区域のサンゴは可能な限り移植された。

 遠山氏らは、内閣府担当者の案内で、海上から移植先のサンゴの生息状況を視察。通常、2?3割にとどまる移植後の生育が順調に進んでいる様子を確認した。

 遠山氏は「民間と行政が協力して埋め立て予定地のサンゴを移植するのは、画期的な試み。自然環境に配慮した公共事業のモデルであり、引き続きサンゴ保全を後押ししていきたい」と語っていた。