遠山清彦です。周知の通り、民主党の前幹事長で、先日の代表選挙を菅総理と争った小沢一郎氏が、検察審査会の議決により、強制起訴されることになりました。市民の声を司法に反映させるための司法改革の一環で始まった検察審査会の議決により、強制起訴されるのは、これで4件目。しかも、現職代議士で起訴されたのは、小沢氏が歴史上初めてとなります。

小沢氏が有罪になるかどうか、それは裁判の行方を見るしかありません。しかし、総理大臣の座を争うような大物政治家が、刑事被告人となる事態は、もはや異常としか表現しようがありません。岡田幹事長をはじめとする与党幹部は、「出処進退は、小沢さん本人が決めること」と発言していますが、他の議員が同じ境遇になっていれば、間違いなく「離党勧告」あるいは「議員辞職勧告」まで行ったであろうことは想像に難くなく、民主党のダブルスタンダードに国民皆さんの多くは呆れているでしょう。

小沢氏の波乱万丈の政治家人生の結末は、ついに司法の手にゆだねられました。しかし、だから国会が何もしなくて良いことにはなりません。国会の使命は、「刑事被告人となるような国会議員を二度と政治とカネの問題で出さない」ことであり、そのための再発防止策の実現が急務です。

小沢氏が現職にとどまるのであれば、国会において独自に証人喚問し、説明責任を求めるべきでしょう。血税で給与をもらい続けるわけですから、当然です。さらに、公明党が提案しているような、「秘書の不正行為の責任を議員も負う」制度の導入が不可欠です。

今日から始まる代表質問、予算委員会質疑の中で、この問題を徹底追及することが必要です。