遠山清彦です。公職選挙法の規定により、選挙期間中はメルマガを発行することができません。これが、選挙前最後のメルマガとなります。

いよいよ明日、衆院総選挙が公示となり、「平成の天下分け目の戦い」の火蓋が切って落とされます。私は、昨年9月に参議院議員を任期途中で辞職して以来、広大な九州・沖縄を徹底的に駆け回り、語り続け、この戦いに備えてきました。与党に大逆風の選挙になりますが、個人的には満を持しての戦となり、「必勝」の決意で乾坤一擲の勝負をするのみです。

今日までの11ヶ月半、私が訪問し講演させていただいた九州・沖縄の市町村は、112市75町20村、35離島となり、比例ブロック地域の7割を超えました。どこに行っても、本当に多くの党員・支持者の皆さまから真心の激励をいただき、感謝の思いで一杯です。

今回の選挙戦では「政権交代」がキーワードとなっていますが、再度確認しておきたいのは、「政権交代」は目的ではなく手段であるということです。

政治の目的は、あくまでも国民の皆様お一人お一人の「生活・福祉の向上」であり「日本国家の平和と繁栄の促進」です。「政権交代」という手段によって、それが本当にもたらされるのかどうか、有権者の皆さまの冷静な判断を求めたいと思います。

公明党のマニフェストは、今回、非常に高い評価をいただきました。大阪府の橋下知事や横浜市長職を途中で投げ出した中田氏など、ごく一部の方を除く、多くの県知事・首長の皆さんからは、民主党マニフェストよりも高い点数をいただいております。29人の知事が採点した全国知事会採点、埼玉県の上田知事、神奈川県の松沢知事などの採点結果に明らかです。

なぜ県知事の方々から評価されたのか。それは、「県民の生活を守る」責任を持つ立場から見れば、公明党の諸政策が一番バランスが取れているからだ、と私は推測しています。

民主党のマニフェストでも、評価できる政策はあります。しかし、それらの政策が抱える矛盾や問題点(負担増)、あるいはマイナスの副作用というものを、正直に国民に伝えていないという不誠実な姿勢は、絶対に看過することはできません。

年金一元化した際の移行期間が30から40年かかること。

自営業者の年金保険料が倍増しかねないこと。

高速道路無料化に伴い鉄道会社やフェリー会社の経営が損なわれ大量の失業者が出る可能性があること。

毎年5.3兆円の税金を使って「子ども手当」毎月2万6千円を支給しても、それらのお金がすべて子どもに使われる保証はないこと。

国家公務員の人件費5.5兆円を2割(1.1兆円)削減して財源に充てるといっても、具体策が全くないこと。

日米自由貿易協定(FTA)を締結すれば、日本の農業は壊滅的打撃を受けること、等々。

これらの問題点について、民主党マニフェストは国民に正しい情報を伝えていません。言及しようという姿勢すらありません。

まるで「国民を欺いても、政権を取れればいい。黙っていれば、どうせ分かりっこない」と言っているかのような、不誠実な姿勢こそが、民主党の最大の問題点であり、だから私は「政権交代」を今回は絶対に容認することはできない、と真剣に考えています。

自公連立政権10年の歩みの中で、私たち与党が反省しなければならない点も多くあります。それらの反省を踏まえた上で、新たな決意で今回の選挙に臨みたいと思います。

政界に復帰後は、国民の皆様の期待にさらに応えることのできる公明党を作りたいと決意しています。

遠山清彦、乾坤一擲の勝負をさせていただきます!最後の最後まで、なにとぞ、よろしくお願い申し上げます!