遠山清彦です。ごぶさたしておりました。昨日は、64年前に沖縄戦が終結した「慰霊の日」であり、私も糸満市の慰霊式典に参加しました。第2次世界大戦中、唯一の地上戦が日米両軍間で行われ、民間人も含めて多大な犠牲者が出ました。犠牲者のご冥福を心からお祈りするとともに、戦争の悲惨さと平和の尊さを確認する一日になりました。

実は、私は昨日まで渡名喜島・阿嘉島・座間味島などの離島を回ってきました。(これで、沖縄の主な有人離島は全て訪問することができました。)これらの離島も戦争中に大きな被害を受け、いわゆる「集団自決」という痛ましい事件が発生した場所でもあります。今は、海がとてもきれいなこの地域に観光客も多く、マリンスポーツのメッカになっています。

しかし、64年前、この美しい海をおびただしい数の軍艦が取り囲んで攻撃し、絶望した島民が手榴弾によって家族で自決をしたり、親がわが子に手をかけるという悲劇が生まれたことは冷厳な事実です。私はそのことを自分の脳裏に刻みながら島々を巡ってきました。

世界情勢や時代状況は刻々と変化します。日本の国家安全保障の重要性を認識しつつも、今日本人が享受している「平和」が私たちの生活安全保障の大前提であり、政治家はこれを命がけで守る決意を持たねばならないと感じています。