遠山清彦です。5月9・10日の週末、沖縄の離島・粟国(あぐに)島を初訪問しました。今年23番目の離島訪問になります。あともう少しで沖縄の全離島を回ることができます。がんばります!

粟国島は、『粟国の塩』が有名で、私も製造工場を視察しました。沖合100メートルから取った海水を「塩田タワー」という施設の中で、竹枝に吹きかけて海水の塩分を濃縮する手法は全国でも珍しく、その後30時間の釜炊き等を経て1カ月がかりで作られた塩は多くのミネラルを含んだ独特な妙味を生み出します。工場に掲げられた「いのちは海から」と大書された看板を見ながら、粟国島民の「ものつくり」魂に深い感銘を受けました。

また、夜はホテル前の海岸沿いで、野生の姫ホタルが飛んでいるのを見つけ、ひとりで大騒ぎしました。粟国島は、映画『ナビィの恋』のロケ地としても知られていますが、本当に美しい南国の離島ならでは景色や風物が残っています。私は地元の村長や村議に、粟国島観光協会を設立するよう促しましたが、もっと多くの方々にこの島を訪れてもらいたいと思っています。

さて、国会では衆院予算委員会を舞台に今年度補正予算案の質疑が行われていますが、とにかく一刻も早く追加経済対策の実現の目途をつけることが重要です。世界経済も日本経済もまだまだ多くの不安要素を抱えていますが、景気は本年1?3月期で底を打ち、4月以降上向きになりつつあるとの認識が広がっています。

世界各国で打たれている大規模な景気対策が徐々に効果をあげつつあり、GWを挟んで株価も上昇し、鉄工生産量等も反転して増えてきました。今後円安が進んで輸出企業が息を吹き返せば、景気の好転にはずみがさらにつくと考えます。

そうは言っても、民間企業の体力はかなり傷んでおり、雇用不安に苦しむ国民の個人消費もそう簡単に増えるとは思えません。だからこそ、政府主導による切れ目のない経済対策が不可欠であり、56.8兆円の事業規模を持つ追加予算が重要になります。

今週中にも衆院通過させる補正予算案、野党が主導権を握る参院でも迅速な審議採決をしてもらいたいと思います。