保険料上限維持優先との一部報道を否定 尾辻厚労相
参院厚労委で遠山氏の質問に

参院厚労委で質問に立つ遠山氏
質問に立つ遠山氏

 25日の参院厚生労働委員会で公明党の遠山清彦氏は、前国会で成立した年金改正法に関して、尾辻秀久厚生労働相が16日の同委員会で保険料上限の維持を給付水準の確保より優先させると答弁したように一部で報道されたことについて、「給付水準50%の確保に全力を挙げる、との坂口前大臣の答弁と異なるが、どうか」と真意をただした。これに対し、尾辻厚労相は「50%を維持したいという思いは坂口前大臣と同じだ」と述べて報道内容を否定、給付水準50%の維持に全力を挙げる考えを明確に示した。

 答弁で尾辻厚労相は、16日の委員会答弁で、給付水準が50%を下回る見通しとなった場合の給付と費用負担のあり方に関して「50%を割るような事態になったら考え直してみる」と述べた趣旨について、あくまで改正法の付則に所要の措置を講ずるとなっている点を述べたものだとし、「坂口前大臣の答弁には、50%の給付水準を維持できるよう、総合的な政策で努力していきたいとある。私もそうしたい」と述べて、同じ認識であることを強調した。
(公明新聞:2004年11月26日付)