国連安保理の常任理入りなどで意見交換
神崎代表

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グレアム・フライ大使(右から2人目)と握手する神崎代表(同3人目)と高野(左から2人目)、上田(左端)、遠山氏(右端)

 公明党の神崎武法代表は12日、東京・新宿区の公明党新館で、7月に赴任したグレアム・フライ駐日英国大使の表敬を受け、懇談した。高野博師国際委員長、上田勇国際局長、遠山清彦国際局次長が同席した。

 3回目の日本赴任で日本語が堪能なフライ大使は「日本の政治は変わってきた。日本はよく知っている点もあるし、勉強しなければならないこともある」とあいさつし、終始、日本語で懇談。
 神崎代表が、国連総会で小泉首相が国連安保理の常任理事国入りへの決意を表明したことについて意見を求めたのに対し、フライ大使は「私たちは日本の常任理事国入りを10年間支持してきた。問題はどう実現させるかだ」として、第二次世界大戦の戦勝国で構成されている現在の安保理の構造や在り方は改善、再検討されるべきだとの認識を示した。

 また米国の調査団がイラクで大量破壊兵器を発見できなかったことについて、神崎代表が「きょう開会した臨時国会でもこのことが一つの争点になる」と述べると、フライ大使も「イギリスでも大きな論議になっているが、調査結果をよく読むとフセインに大量破壊兵器製造の意志はあったことが書かれている」として、国連決議の不履行や国連査察団への非協力などを繰り返していたフセインが大量破壊兵器を隠していると見るのは当然の理屈だったと述べ、ブレア首相も「情報が間違っていたとすれば残念だが、戦争になったことについて私は謝るつもりはない」と発言していることを紹介した。

 会談ではこのほか、11月に行われる米大統領選挙やイラク情勢、郵政民営化、地球温暖化などについて意見を交わした。
(公明新聞:2004年10月13日付)