30歳以上も利用可に
参院厚労委での遠山質問に厚労相

 14日の参院厚生労働委員会で公明党の遠山清彦氏は、若年失業者などを3カ月程度、試行的に雇い入れた企業に助成金を支給する「若年者トライアル雇用制度」について、2002年度決算では予算額75億円に対して執行額が約29億円と、利用率が40%以下にとどまっている点を指摘。「利用対象者の年齢制限を、現行の30歳未満から35歳未満に引き上げるべき」と改めて主張した。
  これに対し、坂口力厚生労働相(公明党)は、「トライアル雇用は非常に効率のよい施策で(利用者の)大体8割が常用雇用に移行している。30歳以上の人にはハローワークなどに専門員を置き、きめ細かに対応しているが、中にはトライアル雇用に適した人もいるだろう。30歳を超えた皆さんにも適した人にはやっていくことにしたい」と述べ、35歳前後まで利用対象者を拡充する考えを示した。

 また、遠山氏は、2004年3月に、都内のマンションで共産党の機関紙などを配布したとして国家公務員法(政治的行為の制限)違反の疑いで逮捕・起訴された、社会保険庁目黒社会保険事務所の男性係長(50)の自宅から、年金加入者四十数人分の個人データが記された資料が見つかったとの報道を紹介し、今後の対処について聞いた。
 これに対し坂口厚労相は「事実をよく調査し、厳正に対処したい」と答えた。
(公明新聞)