メソポタミア湿原 日本が復元の先頭に
イランは支援を歓迎
小泉首相 国際会議提唱へ前向き

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小泉首相(中央右)への帰国報告に臨む浜四津代表代行と遠山(右端)、西田(左端)の両氏

 公明党のイラン・メソポタミア湿原視察団の浜四津敏子代表代行(団長)と遠山清彦党青年局長(参院議員)、西田まこと青年局次長(参院選予定候補=埼玉選挙区)は27日午前、すべての予定を終え、成田空港着の英国航空機で帰国。同日午後には、首相官邸に小泉純一郎首相を訪ね、帰国報告を行った。
 メソポタミア湿原はイラン・イラク両国に広がり、イラク側の湿原はフセイン政権によって破壊され消滅の危機にある。
 小泉首相に対して、浜四津代表代行は、湿原が破壊されたためにイラクからイランに逃れてきた難民約20万人のうち、フセイン政権崩壊後、すでに7万人がイラク国内に帰還していることを紹介し、湿原復元による帰還者の生活基盤再建が必要だと訴えた。
 さらに浜四津代表代行は、「会談したイラン政府高官は、日本がイニシアティブ(主導権)を持ってメソポタミア湿原復元に取り組むことを歓迎する意向を示していた。日本として、国際会議を開くなど、国連機関や関係諸国にも働き掛け、連携しながら復元事業を支援してほしい」と要請した。
 これに対し小泉首相は、イラク人自身による主体的な国づくりの重要性を強調し、「(湿原復元事業は)いいことだ。ただ、(将来樹立される予定の)イラク政府側の支援受け入れの体制が整うことが大切だ。イラク政府が望むなら日本として支援を惜しまない」と述べた。また、日本が呼び掛けて国際会議を開催することについて小泉首相は、実現に前向きな姿勢を示した。
 さらに小泉首相は、浜四津代表代行が、小泉首相の訪問を待望し歓迎するイラン政府高官の声を紹介すると、「私も本物の湿原を見てみたい」とイラン訪問への意欲を示した。
(公明新聞)